新年度の緊張が解け、祝日のない6月に入ると、なんとなく体がだるい、やる気が出ないといった六月病の症状に悩まされる人が増えてきます。
そんな中、「せっかくの休日を寝て過ごしてしまい、1日を無駄にした」と自分を責めてしまうことはありませんか?心理カウンセラーのうるかすさんによると、休日にダラダラして罪悪感を抱いてしまう背景には「有意義に過ごさなければ」という義務感があるそうです。
「あ、今無理してるな」と自分で気付くためのサイン
疲れが溜まって知らず知らずのうちに無理が積み重なっているとき、感情や行動に以下のようなサインが現れやすくなります。
- 感情のゆらぎ: ささいなことで傷ついたり、イライラしたり、ネガティブな感情が湧きやすい
- 関心の低下: なかなか物事に集中できない、今までの趣味や余暇を楽しめない
- 自制心の低下: 暴飲暴食、必要以上の買い物、やけになったような行動が増える
- 無意識の行動: 特に目的がないのに、ついスマホを長時間眺め続けてしまう
これらは単なる気の緩みではなく、心が疲弊しているサインです。「最近少し変わったかもしれない」という小さな変化を見逃さないようにしましょう。
頑張って回復しようとするのをやめてみる
では、六月病を乗り切るために、心が最も回復する休み方とはどのようなものでしょうか。
私たちはつい「休むなら有意義に過ごさなければ」と考えがちですが、うるかすさんは「『回復しよう』と頑張り過ぎることで、かえって休むこと自体が課題や義務になってしまうことがある」と指摘します。
遊戯療法の領域でもよく使われる、ヨハン・ホイジンガの「遊びはそれ自体が目的であり、無目的なものである」という言葉の通り、休日には「何か成果を出す」といった目的は必要ありません。目的を持たずにぼんやりと過ごしたり、気づけば時間が過ぎていたりするような「無目的な時間」こそが、最も自然な心の回復につながることもあるようです。
自分の状態を振り返り、無理のない休息を
今の自分がどのような状況なのかは、自分だけでは見落としてしまいがちです。
「どうしてあんな行動を取ったのだろう」と、自分の感情や行動を意識的に振り返る習慣をつけることで、休むべきタイミングを正しく把握できるようになります。日頃から自分の心身が発する小さなサインに耳を傾け、時には「無目的な時間」を自分に許して、心をそっとリフレッシュさせてあげましょう。
引用したサイト: https://news.yahoo.co.jp/articles/8058cbe5ddbf0dffe2d6cfe6069eaba90649734c?page=1
