新年度の環境に慣れ始めた6月前後に、モチベーションの低下や疲労感を覚える「六月病」。株式会社マイナビが実施した調査によると、20〜59歳の正社員の19.8%、つまり約5人に1人がこの六月病を経験していることが分かりました。特に20代(27.6%)や30代(23.8%)といった、比較的若い世代で経験率が高い傾向にあります。
六月病を引き起こす4つの主な要因
同調査の分析によると、六月病の主なきっかけとして次の4つが挙げられています。
- 新年度の環境変化に適応する過程での疲れ
- 賞与や評価に対する不満
- 祝日が少ない時期が続くことによる意欲低下
- 梅雨時の天候や気圧の変化
これらが複合的に重なることで、六月病を経験した人の半数以上が 「疲れやすさ」や「やる気の低下」を自覚しています。また、企業の採用担当者の約46%も「6月はメンタル不調の相談が増える」と回答しており、個人だけでなく組織全体の課題と言えます。
職場に求められる対策と環境づくり
従業員の心身のサインを見逃さないために、企業側にはどのようなアプローチが必要でしょうか。まず推奨されるのは、祝日のない6月に「有給休暇の取得促進」などを行い、物理的に休息を取りやすい環境を整えることです。
同時に、職場における「対話」の見直しも欠かせません。評価への納得感が低い層の約7割が「フィードバックも結果の共有もない」と答えている現状を踏まえ、ただ結果を伝えるのではなく、丁寧に意思疎通を図る機会を設けること。それが、組織全体のモチベーション低下を防ぐ確実な一歩となります。
引用したサイト: https://news.yahoo.co.jp/articles/68c7a6aea6b6ab83241c8efa21bec3a45199c056
