入浴すら面倒?それは危険信号かも!
最近SNSで「#風呂キャンセル界隈」という言葉を見かけませんか? これはその名の通り、入浴を避ける人たちのこと。
「面倒くさい」「気力がない」など理由は様々ですが、入浴習慣のある人にとっては信じられないかもしれません。しかし、この「入浴する気力すら起きない」状態、実は体からのSOSサインかもしれません。
気力の低下は体が発するSOS!
私たちの体は、限界に達すると様々なSOSサインを発します。その一つが「気力の低下」です。
睡眠や食事と違い、入浴は毎日しなくてもすぐに生命に支障が出るわけではありません。そのため、体が疲れている時は、入浴のような優先度の低い行動を後回しにしがちです。
「#風呂キャンセル界隈」という言葉が話題になっている背景には、多くの人がこのような体のサインに気づかず、無理をしてしまっている現状があるのかもしれません。
無気力と適応障害の関係
かつて適応障害で休職していた私の経験上、「気力がない」状態は深刻なサインだと感じています。
当時、私は食事も3日に1回がやっとで、起き上がる気力もなく、一日中横になっていました。
「#風呂キャンセル界隈」という言葉から、当時の自分のような状態の人が増えているのではないかと危惧しています。「気力がない」状態を放置すると、さらに悪化する可能性もあるからです。
入浴のハードルを下げる工夫
「入浴する気力がない…」と感じたら、以下の方法を試してみてください。
1. とりあえずシャワー作戦!
入浴となると、浴槽を洗ったりお湯を張ったりと面倒に感じますよね。そこで、まずは「シャワーだけ」と決めてしまいましょう。
シャワーなら浴槽を洗う必要もなく、ハードルがグッと下がります。
2. 気が向いたら入浴にシフトチェンジ!
シャワーを浴びているうちに「やっぱりお湯に浸かりたい」と思ったら、そのまま入浴してしまいましょう。
この時、浴槽は洗わずにお湯を張るのもアリです。多少の汚れは気にせず、「入浴しないよりは清潔」という気持ちでOKです。
3. 完璧主義から脱却!
清潔を保つことも大切ですが、入浴の一番の目的は心身をリラックスさせることです。完璧を求めすぎず、気楽に取り組みましょう。
4. 追い炊きを活用!
どうしても浴槽を洗うのが面倒な場合は、毎日お湯を替えずに、次の日は追い炊きだけで済ませるのもおすすめです。
浴槽用洗浄剤を使えば、さらに手間を減らすことができます。
入浴は心身にリフレッシュをもたらす大切な習慣です。しかし、気力がない時は無理せず、できる範囲で構いません。今回ご紹介した方法を参考に、ご自身のペースで入浴習慣を続けていきましょう。