今回は、発達障害のと言われる障害の中の「SLD・LD」についてお話をしていきたいと思います。
まずは、下記の文章を見てみて下さい!
これは何を説明している文章でしょうか??
この文章・・・とても読みずらかったと思います。
文字の認知、文章をどこで区切るのか、どの向きから読み始めるのか分かりにくいと感じられたと思います。
ちなみに正解は「牛」の説明です。
じつは、この文字の読みにくさ、認識のしにくさが「SLD」の中に含まれる読字障害に近いと言われており、実際にどのように当事者の方が見えているかを疑似体験していただきました。
「SLD・LD」と言った学習障害は、全体的な知的発達に大きな遅れなないのに「読む・書く・話す・計算する・推論する」といった特定のものの習得や使用に困難が起こる障害です。
特徴としては、「視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因ではない」と言われています。
「SLD」の主な類型
・読字障害
文字や文章を読むことの困難
・書き表現の障害
文字を書いたり、文章作成することの困難
・算数障害
算数問題を解く事の困難
これらの全ての症状が1人1人異なるので、当事者に合わせた支援が必要不可欠だと大切です。
これらの特性を理解するところからがスタートなのです。